u-blox ZED-F9Pでのみちびき初号機後継機からの災害・危機管理通報の受信

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u-blox ZED-F9P受信機は、設定により、みちびきのL1S信号を受信できるようになります。

受信機制御ソフトウェアu-centerにて、L1S信号の受信をオンにし、ZED-F9Pの生データSFRBXの出力もオンにすれば、L1S信号にて放送される災害・危機管理通報をRTKLIBにて観測できます。

この設定を行なったZED-F9PのRTKLIB画面を見ていたら、初号機後継機(みちびき1R)からの災害・危機管理通報(DCR)のメッセージが受信できていました。

DCR message from QZSS 1R

エフェメリスのSVH(space vehicle health)は、今までと同様、0以外の値になっているので、まだ、みちびき1Rの信号は測位には利用できません。

QZSS 1R ephemeris

L1 C/A信号が受信できないとL1S信号も受信できないので(インターフェース仕様書の17ページにその技術的理由が書かれています)、まだ、みちびき1Rからの災害・危機管理通報は受信できないと思い込んでいましたが、L1S信号捕捉にSVHは関係ないという、当たり前のことに気づきました。

みちびき初号機の調子が悪いようですが、その分、後継機が頑張っているようです。

QZSS status

みちびき初号機(QZS-1)のPNT(position, navigation, and timing)が使用不可になっています。この表では、みちびき初号機後継機(QZS-1R)については、試験中で使用不可になっていますが、DCRは利用はできそうです。


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