ソリッド・ステート・リレーによる交流電源の制御
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交流電源のオン・オフをマイコンで制御したくなることがあります。従来、このような用途には、トランジスタと電磁石リレーが用いられてきました。近年では、このリレーが半導体素子に置き換わりつつあります。この半導体素子のソリッド・ステート・リレーは、可動部分がないために長寿命であり、また消費電力も小さい利点があります。
今回、2種類のソリッド・ステート・リレーを使ってみました。最初のものは、大電力タイプのもので、フォトカップラーにより電源側と制御側が分離されているので、安心して利用できます。制御端子は2端子で、グランドに対して3から5 Vの電位差で電源をオンにします。
もう一つのものは、制御端子が3端子のものです。ソリッド・ステート・リレーをトランジスタで制御しています。制御側は3端子で、グランドと電源、そして制御端子があります。基板上にはLEDがあり、制御端子の電圧の有無がわかります。