電子情報通信学会宇宙・航行エレクトロニクス研究会・衛星通信研究会(沖縄県久米島)
はじめに
電子情報通信学会宇宙・航行エレクトロニクス研究会(通称SANE研、さねけん)と衛星通信研究会(通称SAT研、さっとけん)の併催2月研究会に参加しました。場所は沖縄県島尻郡久米島町のイーフ情報プラザで、期間は2026年2月19日と20日の2日間です。
久米島を訪れるのは、2015年7月開催の通信方式研究会(CS研)以来の2回目です。とても楽しみにしていて、一眼レフカメラ、全天球カメラ、スターリンク・ミニ、スターリンクダイレクト対応スマートフォン、広帯域受信機を持参する万全の体制で、この研究会に臨みました。
宇宙・航行エレクトロニクス研究会と衛星通信研究会
久米島は、沖縄の那覇空港から飛行機で20分程度のところにあります。久米島ゆきの飛行機は、平日にもかかわらず、満席でした。

那覇空港での飛行機乗り継ぎには30分間以上必要なことになっていますが、飛行機が遅れることも多いので、より多くの乗り継ぎ時間を見込んだ方が良いようです。
久米島空港では、飛行機の出発時間・到着時間に合わせて市街地への町営バスが運行しています。

久米島空港を出発したバスは、病院、スーパー、学校、そして奥武島(おうじま)を経由して、一番の市街地の「イーフビーチホテル前」「イーフ情報プラザ前」をとおり、営業所に向かいます。

研究会会場であるイーフ情報プラザは、観光案内所も兼ねていています。

私は、いつも早めに研究会場に到着して準備するのですが、このときにはすでに多くの参加者が集まっていました。

会場は広々としていて、快適でした。
私は、初日に「準天頂衛星みちびきが放送する測位補強メッセージCLASとMADOCA-PPPの比較」というタイトルの研究発表をしました。そのほかの時間は、低軌道衛星(LEO)の無線信号伝送方法、信号制御方法、電波測位、ドローン撮像、SAR衛星観測、月への電波航法、空港滑走路監視レーダ、非地上ネットワーク(NTN)、無線変復調、などに関する研究成果を聴講しました。
久米島の食事は美味しく、楽しく過ごしました。また、イーフ情報プラザのすぐそばにあるコンビニには、沖縄名物のブルーシール・アイスクリームも販売していました。また、イーフ情報プラザから徒歩で15分程度のところにAコープがあり、ここではお土産などのさまざまな買い物ができます。

イーフ情報プラザの裏手には、日本の渚100選に選ばれた「イーフビーチ」もあります。

久米島ウミガメ館・畳石
イーフ情報プラザから、徒歩で40分くらいのところに奥武島があり、ここには久米島ウミガメ館があります。研究会開始は8:30でしたので、私は研究会前日に久米島につきました。その空き時間で久米島ウミガメ館に行きました。
大きな水槽には7匹の大小異なる大きさのウミガメがいました。この水槽の奥には、ウミガメたちがくつろぐ砂浜を模したスペースもありました。
ウミガメ館の最終入場時刻は16:00ですので、観覧を希望される方は綿密に計画されてください。

久米島ウミガメ館のそばには、溶岩が柱状に固まった柱状節理(ちゅうじょうせつり)を上部から眺められる畳石(たたみいし)があります。5角形、6角形の石は、まるで亀の甲羅のようです。

さらに歩くと、この奥武島と、隣のオーハ島とを結ぶ「海の中の電柱」があります。この下には上水道や下水道もあるそうです。

奥武島と久米島本島を結ぶ橋には、美しい砂浜が広がっていました。

はての浜
研究会終了が16:45で、そのまま帰宅できないために、久米島にもう一泊しました。
空港で飛行機を待っていても良いのですが、せっかくですので飛行機出発までの間に、船で久米島東5キロメートル先にある「はての浜」に渡りました。ここは砂だけからなる無人島です。

KDDIのエリアマップによると、はての浜ではスマホとSpaceXの衛星を直接つなぐStarlink Directが利用できるように思います。実際に観測してみたところ、LTEバンド1で4G接続されていますので、絶対に衛星接続できない状態です。1時間かけて浜を一周しましたが、衛星接続はできませんでした。

はての浜の素晴らしい景色と、Starlink Directで、2倍楽しめると思っていましたが、1.8倍くらいというところでしょうか。
全天球カメラでも景色を撮影しました。下の黒いボックスをクリックすると写真が現れます。その写真の中の一点をマウスでドラッグすると、視点を変更できます。
久米島では、最新の通信技術の研究発表を聴講して、おいしいものを食べ、素晴らしい景色を見てきました。チャンスがあれば、また久米島を訪れたいです。
