電子情報通信学会無線通信システム研究会・衛星通信研究会(新潟県新潟市)
朱鷺メッセ
電子情報通信学会無線通信システム研究会(通称RCS研)と衛星通信研究会(通称SAT研)の併催8月研究会に参加しました。場所は新潟市の朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)で、期間は2025年8月28日と29日の2日間です。
広島から東京までと、東京から新潟までを新幹線で移動しました。新潟駅は改装工事中でした。駅舎はガラス張りで、新しくなる駅も楽しみです。

新潟駅から研究会会場の朱鷺メッセまでは徒歩で25分くらいです。途中、新潟の繁華街である萬代橋(ばんだいばし)を通ります。日本一長い信濃川にかかる橋です。

信濃川沿いの整備された道を歩いてゆくと、高層建築物のホテル日航新潟と、国際会議場の朱鷺メッセと、佐渡島航路のある佐渡汽船があります。

これらの建物は全天候型の通路でつながっています。

研究会前半はパラレルセッション、後半はシングルセッションで開催されました。

研究会では、ミリ波無線通信、量子コンピューティングや強化学習を用いた無線チャネル割り当て、衛星通信端末のTT&Cや衛星間光通信、ドローンやHAPSのセル構成方法など、多くの最新の研究成果を聴講しました。私も「準天頂衛星みちびき3号機が放送する災害情報信号Q-ANPIの受信に関する実験的検討」というタイトルで研究発表をしました。

朱鷺メッセのすぐそばにある、ホテル日航新潟31階の展望室には誰でも入ることができ、ここからは新潟市内を一望できます。展望室は入場無料で、同じフロアにお土産屋さんや軽食屋さんもあります。

ホテル日航新潟や佐渡汽船にも食事のできる場所がありますが、せっかくの機会なので、朱鷺メッセから徒歩10分程度のところにある「ピアBandai」にも行きました。ここには多くの飲食店や海鮮物お土産屋さんがあります。

海鮮丼、美味しかったです。

新潟歴史博物館
広島から新潟までは、新幹線でも約7時間かかります。そこで、トラブルが発生しても迅速に対応できるよう、余裕を持って新潟に到着しました。
研究会前日に時間ができましたので、朱鷺メッセのそばにある「新潟歴史博物館」に行ってきました。ここでは、新潟の稲作の歴史などが展示され、また、歴史を紹介するシアターもありました。

山の下みなとタワー・入船みなとタワー
さらに、信濃川河口の方に向かって歩いてゆくと、とても大きな「入船みなとタワー」があります。この対岸には「山の下みなとタワー」もあり、この2つのタワーは信濃川の地下歩道でつながっています。
入船みなとタワーには、この地下歩道、1階、2階のそれぞれから入場できる設計になっていますが、私が訪れたときには外壁工事中で、地下道からしか入れませんでした。

タワー最上階の展望室からは日本海が一望できました。入場無料です。

この地下道を歩き、対岸にある山の下みなとタワーを目指しました。

山の下みなとタワーの展望室は凝った作りになっていました。入場無料です。山の下みなとタワーも、地下歩道からしか入れませんでした。

こちらからも素晴らしい景色を見ることができました。

新潟で、最新の研究成果を聴講し、美味しいものを食べ、素晴らしい景色を見てきました。個人的に新潟に来る機会があれば、佐渡島にも行ってみたいです。