ICETC 2024(北九州小倉)
電子情報通信学会(IEICE)通信ソサイエティでは、毎年、国際会議ICETC(アイセット・シー、International Conference on Emerging Technologies for Communications)を開催しています。 今年で5回目を迎えるICETCは、2024年11月25日から27日の日程で、北九州市の小倉で開催されました。
会場は、新幹線停車駅でもある小倉駅から徒歩10分程度のところにある北九州国際会議場です。小倉駅には、ICETCの開催を歓迎する看板もありました。
ICETCが開催された北九州国際会議場は、2つの建物からなり、これらは渡り廊下でつながっています。
会議は、キーノートセッション(Keynote Session)、特別招待セッション(Invite Special Session)、招待セッション(Invite Session)、口頭発表セッション(Oral Session)、ポスターセッション(Poster Session)で構成されていました。これらのうち、キーノートセッションとポスターセッションはシングルトラック(一つの時間帯に単一セッション)、その他のセッションはマルチトラックで行われました。こちらがキーノートセッションが行われた会場です。
この大会場の外はポスターセッション会場になっていました。このポスターセッションは、会期の3日間ともに開催され、それぞれ1時間半の発表時間が割り当てられていました。各回、30件以上のポスター発表が行われていました。
私自身も3日目のポスターセッションにて自らの研究成果を発表しました。このポスターのデザインは先日発表したSmartCom 2024のものを流用し、内容を今回発表のものに差し替えています。会場には安定したインターネット接続がありましたので、ライブデモも行いました。
ポスター背景は、広島の尾道から瀬戸内海を望む景色を写した写真を用いました。他の研究者のポスター発表も見学しましたが、綺麗にポスターを作られていて、刺激になりました。多くのポスター発表に広々とした会場を設定していただき、感謝しています。
光無線融合ネットワーク、第6世代(6G)無線シミュレーション技術、IPネットワーク高速化、コンテンツ志向ネットワーク、衛星測位のAIの利用、ダイナミックプロジェクションマッピングなど、多くの研究発表を聴講し、刺激になりました。
学会2日目の夜には、会場近くのリーガロイヤルホテル小倉にて、懇親会が開催されました。この懇親会には、200名以上が参加し、とても盛況でした。
小倉は私の住んでいる広島からも近いので、いつものように会場近くを散歩する時間的余裕を設定できませんでした。
小倉駅には、日本の有名なアニメーション「銀河鉄道999(スリーナイン)」のキャラクターが展示されていました。このベンチはとても人気があり、いつも誰かが座っていました。
小倉駅を出てすぐのところには、あさの汐風公園や、四国松山行きフェリーのりばがありました。
機会があれば、小倉城など、小倉の街をゆっくりと散歩してみたいです。