電子情報通信学会ワイドバンドシステム研究会(宮崎)
電子情報通信学会のワイドバンドシステム研究会に参加してきました。5月研究会は、高信頼制御通信研究会、衛星通信研究会、ヘルスケア・医療情報通信研究会との合同開催でした。場所はJR宮崎駅前の「KITENコンベンションホール」です。
広島から鹿児島中央駅まで新幹線で移動し、鹿児島中央駅から宮崎駅までは特急列車「きりしま」で移動しました。以前にも特急きりしまに乗りましたが、今回も快適でした。
鹿児島中央駅で電車の出発を待っていると、向かいのホームに指宿(いぶすき)からの特急列車「指宿のたまてばこ」が到着しました。指宿は砂むし温泉で有名で、温泉の煙は指宿の象徴ともいえます。ドアが開くと同時に煙が出るというギミックはとても嬉しいです。
鹿児島中央駅を出発してすぐに、進行方向右側に桜島が見えます。みなさまも、特急きりしまにお乗りの際は、行きも帰りも座席Aを取られることをお勧めします。
宮崎駅(写真右側)のすぐそばに、今回の研究会会場であるKITEN宮崎(写真正面)がありました。
出張の証拠写真です。
研究会会場も綺麗で快適でした。KITEN宮崎は、JR九州ホテルと接続していて、昼休みには美味しいランチにありつけました。
レーダ、人工衛星、電波変復調方法、宇宙空間のエネルギー伝送、非地上ネットワークなどに関する研究発表を聴講し、私自身も「測位衛星BeiDouが放送するPPP-B2b補強メッセージ」の表題で発表しました。
宮崎駅のそばに、宮崎科学技術館があります。研究会前日の午後2時に宮崎に到着しましたので、この宮崎科学技術館に行ってきました。
これはジェミニカプセルで、実物大の実験用モデルです。ジェミニカプセルは、月着陸のアポロ計画前のジェミニ計画で使われたものです。なんと操縦席に入ることもできます。
これは、ジェミニカプセル内の計器です。寝た状態で操縦席に入り、右側にあるステックで操縦します。この小さな窓から外を見ながら、この水平義を使い操縦するのはとても高度な技術が求められるのでしょう。
これは、操縦席の右側にある計器です。
また、南極の石もありました。触れることもできるようになっています。
1階には、アポロ11号月面着陸船イーグル号の実物大の模型もありました。この実物大模型は、宮崎科学技術館とアメリカのスミソニアン博物館にしかないそうです。
2階には、技術試験衛星ETS-V(イーティエスファイブ、きく5号)の模型もありました。移動無線通信の研究者にとって、馴染みの深い衛星です。
JAXAのH3ロケット3号機(H3F3)の打ち上げ情報と、そこに搭載される衛星だいち4号(ALOS-4)の案内もありました。
また、この宮崎科学技術館には、かつて世界一だったプラネタリウム「スーパーヘリオス」があります。最終回の投影の時間に間に合いましたので、見てきました。プラネタリウムのある3階には、宇宙飛行士の山崎直子さんのサイン色紙も展示されています。
これは、宮崎の街並みです。ヤシの木が南国情緒を引き立てています。
宮崎では温泉「たまゆらの湯」が有名です。20年くらい前に宮崎を訪れたときには、さまざまなところで日帰り入浴があり、複数の温泉を楽しみました。今回は、あまりたまゆらの湯の案内を見なかったように思います。
夜には、宮崎県庁がライトアップされ、きれいです。