電子情報通信学会総合大会（広島大学東広島キャンパス）

電子情報通信学会では、年に2回、研究発表大会を開催しています。2024年春の大会は、3月6日から9日まで、広島大学東広島キャンパスで開催されました。

キャンパス内は多くの建物がある一方、ゆったりとしています。

広いキャンパスをゆっくり歩きながら、開催場所の工学部の建物を目指します。通常、電子情報通信学会の大会の昼休みは1時間程度ですが、本大会では2時間の昼休みが確保されていました。遠距離の建物間移動や食堂の混雑でも安心です。

かつて、広島大学は広島市内にありました。工学部建物入口には、その頃の表札がありました。

学会会場である講義室もきれいで快適でした。

私も企画セッションにて「準天頂衛星みちびきが放送する災害・危機管理通報」というタイトルで研究発表しました。日本の内閣府が運用している準天頂衛星みちびきは、GPSのような測位のための信号だけでなく、災害情報を伝達するための信号も送信しています。この災害情報を伝達する信号の受信方法に関して発表しました。

キャンパスの中心には、「ぶどう池」という池があります。水中には広島の世界遺産の一つである「厳島神社」を模した鳥居があります。

昼休みに、キャンパス内の総合博物館を訪ねました。

ここでは、東広島の自然や、広島大学の研究についての展示がありました。これは、絶滅危惧種のオオサンショウウオの模型です。オオサンショウウオは、広島県に多く生息し、ハンザケとも呼ばれます。

生息する鳥の展示もありました。

多くの研究成果を短時間で聴講できる研究大会への参加は、知識をアップデートする上で欠かせません。自然に囲まれ、広々としたキャンパスで、最新の研究動向を学んできました。