| 担当者 | 情報工学専攻 准教授 高橋 賢 |
| 対象 | 2年後期 |
| 概要 | 電気信号による情報の様々な伝達法を学びます。 |
| 講義のねらい |
人と動物との境界は、言語を持つか、火を使うことができるか、にあるようです。エジソンの蓄音機の発明(1877年)により音声を記録できるようになり、時間や場所を越えて人々が意志疎通できるようになりました。しかし、離れた人々の間での実時間での意思疎通ができるようになったのは、情報を電気信号に置き換えられるようになった、ベルによる電話の発明(1876年)や、フェッセンデンによる無線電話の発明(1900年)の後になるといえるでしょう。光や電波などの伝達媒体での情報伝達量には限界があり、これらを多くの人々の間で共有するためには、もとの情報の性質を知る必要があります。また、光や電波などは情報伝達上の独特な特性を持つため、その特性を理解する必要があります。この講義では、これまで学んできた数学の力を借りて元の情報の性質を知ることから出発し、現代のディジタルテレビジョン、電話システム、携帯電話、電波航法の入門までたどり着くことを目指します。 |
| 受講要件 | この科目を受講するためには、
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| 受講生への要望 | この講義は講義開始のチャイムとともにはじまります。遅刻しそうになったときには講義室に入室しないでください。講義前までに手洗いを済ませ、携帯電話等を音を出さないように設定してかばんの中にしまってください。隣に座った人以外にも聞こえるような大きな声での私語は慎んでください。講義中には携帯電話等を利用できません。講義室にごみを残さず、持ち帰るか所定のごみ箱に捨ててください。講義中に立ち歩く、携帯電話等を利用する、食事をするなど、他人に迷惑をかける学生には講義室から退出してもらいます。 |
| 講義内容 |
本科目は3部からなります。はじめの4回の講義において、アナログ情報やディジタル情報を電気信号に変換するための基礎となる数学や方法を学びます。次の5回の講義では、電波伝搬や光ファイバ伝送、アナログ通信方式、ディジタル通信方式を学習します。そして、残り4回の講義を用い、これまで学んできた基礎を活用して、テレビジョン、電話システム、携帯電話、および電波航法を学び、これからの情報通信システムを考えていただきます。 細かな項目をここで挙げることはしませんが、この講義を大学生としての普通の勤勉さで学んだ学生は以下のことのすべてができるようになるはずで、またそのように学習することを望みます。
はじめの9回までの講義において、指定教科書に基づき講義を行い、またその演習問題を利用しますので、この科目の履修者は指定教科書を入手する必要があります。 |
| 評価方法 |
期末試験により評価します。評価基準は学生便覧に記されているとおりです。いかなる理由があろうとも、不正行為を認めません。また、他の学生の学習を妨げる行為に対しては断固とした態度で臨み、講義室からの退出を願い不合格評価とする場合があります。いかなる理由があろうとも、不正行為を認めません。また他の学生の学習を妨げる行為に対しては断固とした態度で臨み、講義室からの退出を願い不合格評価とする場合があります。 |
| 教科書等 | 教科書: 宮内 一洋著「通信方式入門」(コロナ社)ISBN: 978-4339005820 \2,835 参考書: (1) 次のステップとして ラシイ著・山中惣之助・宇佐美興一訳「通信方式−情報伝送の基礎」(朝倉書店)ISBN: 978-4254221374 羽鳥光俊監修、菅原彪・矢次健志・小林一夫・和泉勲編「わかりやすい通信工学」(コロナ社)ISBN: 978-4339007909 \1,995 (2) 無線通信の実際を学ぶ 高畑文雄・前原文明・笹森文仁著「ディジタル無線通信入門」(培風館) (3) 無線通信・電波応用の本質を学ぶ 若井登著「電波ってなあに」(電気通信振興会) |